バラの貫生花 (Proliferation)の画象

バラの貫生花(かんせいか)とは・・・

暑い日が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こちらシアトルでも晴天が続いており、2,3日ちょっと目を放した隙に
ハダニの被害にあっている株続出発見! かなり焦っている今日この頃です。 

慌ててニームオイルを散布しましたが、ちょっと手ごわそう・・・。
特にフェンスに這わせてツル扱いに育てていた薔薇も
よく見るとたっぷり被害にあっており、テンションが下がりまくっています。

みなさんハダニの対処はどうされているのでしょうか?


さてさて今日の写真は貫生花(かんせいか)。

貫生花とは、バラの花の中心からまた蕾が出たり、
葉っぱが出てきたりする奇形の症状で咲いた花のことを言うのですが、
今年、我が家の薔薇でその貫生花の凄~い写真を激写いたしました。

ルージュロワイヤルの貫生花 (かんせいか)
バラ 貫生花 (かんせいか) Proliferation Rose

アップで・・・
バラ 貫生花 (かんせいか) Proliferation Rose

横から見たら・・・(笑)
バラ 貫生花 (かんせいか) Proliferation Rose


凄いでしょ~!? 一般には、窒素のやり過ぎでなると言われていますが、
我が家のルージュ君、窒素やりすぎの覚え全くありません。(きっぱり!) 
他のバラと同じように肥料をあげているのにもかかわらず、
今まで一度もマトモに咲いた覚えがありません。(だからブログでも写真がない・・・汗)

雨が降るとボーリング、咲いたと思えば、貫生花(かんせいか)、
生育は旺盛で、病気にもとても強いのですが、今までずっと裏切られっぱなし・・・。

噂では香りがよく、とても良いバラと聞いて購入したのですが、今年で6年目、
そろそろ堪忍袋の緒が切れてきました。(苦笑)

英語ではこのような花から蕾が出てきたり、蕾になりそこないの葉が
出てくる状態を「Proliferation」(日本語→貫生花:かんせいか)と言うようで、日本ではよく
 「ブルヘッド」 と混合されているようですが、 「ブルヘッド」とは全く違う症状です。 

The Huntington Botanical Gardens のサイトでも画象をご覧になれます。
(上から3番目の写真が Proliferation = 貫生花)

かくゆう私もつい最近までは違いがよく分からず、てっきり同じ症状だと
思っていた一人なのですが、最近ようやく違いが分かってきました。 

私個人的には、なんだか貫生花よりブルヘッドという言葉の方が、
なじみが深いのに、実際多くの人が貫生花とブルヘッドを混合してしまっている為か、
本当のブルヘッドの写真はネットではほとんどないみたいなのですよね・・・。

(どんなに言葉で説明してあっても、「百聞は一見に如かず」、
自慢にはなりませんが、ブルヘッドの画象も今年ちゃんと撮れましたので、
数日中に掲載しますね!)

で、どうして貫生花になってしまうのか・・・という原因ですが、はっきりした
理由は未だに分かっていないようです。 ですが、一般的には、「窒素のやり過ぎ」、
「バラの品種によってもなりやすいものがある」とか、そして「株が若い時」、
「充実していない時」に貫生花(かんせいか)になりやすいのでは言われているようです。
(我が家では交配した薔薇の一番花あたりがよくなります。)
 
また春に蕾が形成されている時に、急激に冷え込んだ日(夜)があったりと
いうような、気温の急激な変化にも影響されると言われています。

我が家でこの貫生花になりやすい品種はこのルージュロワイヤル、そしてERの
プリンス、などなど・・・。(笑)

そうそう、このようなバラを、「美しい・・・」というか「珍しい・・・」と
珍重する人が世の中にいるのでしょうか? メイアン社がパテント・トレードマークを
取得してこんなバラを売り出しています。


Exciting®-M

an extraordinary, rare and exclusive flower with many possibilities to use

もしこんなバラが好みだったら、ルージュロワイヤルを買って窒素をバンバンあげたら、
自分の庭でもつくれますよね~!(笑)


追記(8月14日): どうでも良いことなんだけど、英語で、「Proliferation」と言うと
花から蕾が出てくる状態、花の中心から緑の蕾の出来損ない見たいな物が出てくる状態を
「Vegetative centers」と区別する人がいるようです。 まあ、要はどのような状態か
ちゃんと分かれば良し・・・なのですが・・・。(笑)


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Comments 2

メアリー

こんばんわ! 私も1度だけ 慣性花になりました。
うちは グリーンアイスでしたが 花の中から もうひとつ
お花が咲いている姿をみて

ひぇ~!!!エイリアン!!!

と、ビックリしてしまいました。
バラにはまって間もないころで、とんでもない病気になったと
かなり 心配しました(笑)

その後、お目見えしませんが
「株が若い」というのも 一因なんですねぇ。
あれっきり出ないことを思うと そうなのかもしれません。

でも、ペッパ様のルージュ様は毎年ですか?!
遺伝子に傷でもついてしまったのでしょうか…
確かに、プリンスも奇形がでやすいかもしれません。
2度ほど ブルヘッドの状態になりました。

いぜん、中世ヨーロッパでは、
慣性花はおめでたい兆しといわれていたとかいう記事を
読んだことがあります♪ 
もしかしたら、ルージュ様は 幸運の女神なのかも!?
しれませんよ♪

2010-08-02 (Mon) 23:02 | EDIT | REPLY |   

ペッパママ

メアリーさん

こんにちは!

我が家のルージュ君、凄いでしょ!?
なんて自慢は出来ないのですが、なんだか本当に
毎年毎年がっかりしているのです。(涙)

でもネットでは、綺麗に咲いた写真が沢山・・・
もしかすると、シアトルの涼しくて(肌寒くて)雨ばかり降る気候
では上手く育たないのかもしれません。 
だって、フロリダとかでこの薔薇を育てている人って、

「この薔薇なしでは我が家の庭はありえない・・・」

とか言い切っているのですもの・・・。 いいな~いいな~!(笑)

>「株が若い」というのも 一因なんですねぇ。

なんだか今まで観察していると、株が若いとか、天候が不順だとか、あるいは、品種によって、貫生花になりやすいものなど、一概に「これだ・・・」という決定的な一つの理由というよりは、色々な要素が重なって生じる現象なのかもしれませんね。

>慣性花はおめでたい兆しといわれていたとかいう記事を

わあ、そうなんですか~!? こんなに凄い慣性花が咲いたので、近々何かいいことがあるのかな~!?v-353 

2010-08-03 (Tue) 06:49 | EDIT | REPLY |   

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